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2021.02.19

情報の先取りで効率的な入札計画、入札王の源流データベース

入札王では、入札や落札情報の提供に加えて、2020年4月から新たな情報提供サービスを開始しました。

その名も「源流データベース」です。

「源流」とは、川の水が流れ出るもとを意味し、物事のおこり・起源を示す時にも使われる言葉。

つまり入札王の「源流データベース」とは、入札公告情報の源流である官公庁・自治体の入札予定情報・予算書情報が検索できる機能なのです。
このサービスラインナップは、国内唯一(2021年2月現在)となっています。

今回は、そんな「源流データベース」について、ご紹介したいと思います。

入札予定情報

予定情報は、入札案件の公告が正式に出される前の情報です。
2020年度の予定情報は58万件以上登録されており、2021年度もそれ以上の登録数が予想されます。
では、実際に入札が予定されている案件をいくつか見てみましょう。

件名:東京国際空港共同溝改修工事
業種(種別/工種):土木工事
発注地域:東京都
発注機関:国土交通省
入札予定時期:2022年1月~2022年3月

件名:第7回全国ユース環境活動発表大会(地方大会)実施に係る運営及び動画編集等業務
業種(種別/工種):物品・役務等
発注地域:神奈川県
発注機関:独立行政法人環境再生保全機構
入札予定時期:2021年5月

件名:北陸新幹線、加賀保守基地道床バラスト調達(その2)
業種(種別/工種):軌道用品
発注地域:大阪府
発注機関:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
入札予定時期:2021年7月~2021年9月

このように工事から役務、物品調達とさまざまな入札予定情報が予告されているのです。

予定情報として掲載される案件は、業種(種別・工種)に類する項目が掲載されていることがありますが、入札王の予定情報検索では、業種ごとに多く使用されるキーワードを自動で入力し、情報を探すことが可能となっています。
このキーワードは、幅広く検索ができるよう、入札王が独自に調査したものです。

予定情報をチェックするメリットは、入札案件の公告時期を事前に把握できること。前倒しで入札の準備を始められるので、競合他社よりも先を行くことができます。
また、参加したい入札案件が同時期、あるいは、近い時期に公告されることがわかっていれば、本命の案件で人的リソースが不足するということなく、入札の準備がスムーズに進められるのです。

さらに、入札や落札の情報サービス同様にメール配信機能も備わっているので、欲しい情報を逃さずチェックすることが可能となっています。

予算書情報

予算書とは、官公庁や地方自治体の事業計画と、それに伴う資金調達や経費の支出などの計画を記した資料のこと。

この予算書のデータをまとめて提供するのが「予算書情報」サービスです。
こちらは、官民連携プラットフォームを運営する株式会社WiseVine(https://corp.wise-vine.com/)との提携サービスとなっています。

予算書情報は、発注機関が力を入れている事業やイベントなどを把握することができるので、幅広いマーケティングに活用することができます。
また、予定情報よりも前段階の情報であることから、発注機関に対して入札公告の仕様書作りを提案することも可能です。


                                            いかがでしたでしょうか。
入札に関する情報を先取りし、さらに広くビジネスに活用できるのが「源流データベース」です。
ご興味を持っていただけましたら、ぜひお問い合わせくださいね。

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