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2020.09.18

落札情報から売上アップ!ビジネス活用法3パターン

落札の情報からも、さまざまなビジネスの活用ができるってご存知ですか。

官公庁入札情報提供サービス「入札王」では、入札情報だけでなく、企業名をキーとした検索機能も備えており、これを活用して自社に合わせたさまざまな情報を集めることができます。
今回は、過去の<落札情報>の検索をすることで売上アップに繋げられる、3パターンの活用法をお教えいたします。

 

落札情報から売り上げアップ ~3パターンの活用法~

①入札価格検討【落札に成功】
官公庁では毎年度、年度末を中心に更新される入札案件があります。
過去の入札価格を<落札情報>で把握することによって、適切な価格での落札ができるようになり、売上アップへ繋げられます。

 

②競合分析【競合に勝つ】
「あの企業はどのような案件を受託しているのだろう?」と考えることがあると思います。
競合企業の<落札情報>を確認することで、入札案件名から探すという視点だけでは気づけなかった、自社でも参加可能な案件を見つけられるのではないでしょうか。
今後、そうした案件の入札に参加する機会を得ることで、売上アップに繋げられます。

 

③新規顧客開拓【案件を獲得する】
自社の事業が関わる案件を<落札情報>で確認し、情報を把握することで落札した企業へ営業を持ち掛けやすくなり、売上アップに繋げられます。

③の場合、普段は直接関わりのない企業でも、さまざまな角度から分析することで、繋がりを見つけられる可能性もあります。
常日頃からの<落札情報>のチェックが、売上アップのカギだと言ってもいいのではないでしょうか。

 

今回は、落札情報3パターンの活用法をお伝えいたしました。
よろしければ、ビジネスで活用してみてくださいね。

 


<TOPIC>

ここでは、落札に関連する情報を、中小企業庁の調査からご紹介したいと思います。

◆落札情報(金額、単価)は落札へ繋げる上での重要な要素◆
下記のグラフは官公需市場における中小企業・小規模事業者の実態分析として、創業した年数で3区分してアンケート調査がおこなわれたデータです。

過去10年間のピーク時期に受注が高かった理由を見ると「案件単価や履行期限など、自社で対応しやすい受注条件を選択した」ことで受注が高かった(多かった)という意見が最も多く、落札情報(金額、単価)は落札へ繋げる上での重要な要素であることが窺えます。
このことから、落札結果を確認し「案件単価」を知ることが大事だと分かります。

※中小企業庁委託調査
「平成 30 年度官公需における中小企業・小規模
事業者の受注機会の増大に関する調査事業報告書」平成 31 年 3 月
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/kankoju.htm#K11

 

 

◆既落札者を除外した競争入札(一抜け方式)◆
地方公共団体では、中小企業・小規模事業者の受注・落札の機会を確保するため様々な施策が実施されているようです。一抜け方式もそのひとつと言えるでしょう。

※中小企業庁委託調査
「平成 29 年度官公需における中小企業・小規模
事業者の受注機会の増大に関する調査事業報告書」平成 30 年 3 月
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/kankoju.htm#K11